【金田正一さん追悼】NPBアンタッチャブル記録を集めてみた

プロ野球史上唯一の400勝投手・金田正一さんが5日、天に召された。多くの大記録を残したレジェンドに敬意を表し、絶対破られないであろう記録たちを振り返る。(敬称略)

公開日:2017.7.21

金田正一(50年)&古沢憲司(65年)17歳2カ月でプロ初完封

バッテリーを組むことが多く漫画のモデルにもなった古沢と田淵(右)

 64年に愛媛・新居浜東高を中退して阪神にテスト入団した古沢は、同年16歳4カ月で戦後最年少出場を果たした。翌65年の6月には17歳2カ月で史上最年少完封勝利を挙げた。
 編集Wの中にある古沢の記憶は、漫画「がんばれ!!タブチくん!!」の中のフルサワくんだ。西武へのトレードに腹を立て、置き石をしようと阪神電鉄の線路内に忍び込んだが「そこはエナツさんの場所です」と言われ未遂に終わったシーンで大笑いしたことを覚えている。
 95年の巨人・阪神のOB戦では当時55歳の王貞治と対戦し、甲子園のライトスタンド(ラッキーゾーンなし)に弾丸ライナーでブチ込まれた映像が今なお某動画サイトで確認できる。

金田正一17歳2カ月で最年少本塁打!最年少ノーヒットノーラン(18歳1カ月)も最年少200勝(24歳10ヶ月)も!

 今の清宮よりも年下の金田少年17歳になる年、50年夏の愛知県大会で敗退してすぐに享栄商(現・享栄高)を中退して国鉄入り。8月入団ながら8勝を挙げ、史上最年少本塁打も記録した。
 

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