広島・菊池 23打席ぶり安打が貴重な2点二塁打「割り切るしかなかった」 新井監督「今年はボールがよく見えてるなと」

 「広島5-2オリックス」(7日、マツダスタジアム)

 二塁ベース上で手を強くたたいて小さく拳を握った。試合の主導権をさらにたぐり寄せた貴重な一打は広島・菊池涼介内野手のバットから生まれた。2者連続の押し出し四球で2点を先制後の2点適時二塁打。「みんながつないでくれたし、(追い込まれて)分が悪かったけど、追加点につながったという意味で良かったと思う」と振り返った。

 序盤の二回に相手先発・宮国を攻め立ててKOした。押し出し四球で2点を奪い、なおも2死満塁で打席に立った菊池は追い込まれて「割り切るしかなかった」。カウント1-2からカットボールを捉えると、ライナー性の打球は左翼線方向の芝生で弾んだ。走者2人が生還し、一挙4得点の攻撃を完成させた。

 これが5月30日・ソフトバンク戦以来、23打席ぶりの安打だった。今年がプロ15年目の実績者。状態の善しあしは数字や結果だけでは測らない。「打っていないから悪いというわけではないので」。打線の中での役割や打席内での内容、自らのことだけではなく、さまざまなことに目を配りながら日々プレーをし続けている。

 新井監督も「数字的なものではなくバッターボックスの中で、今年はボールがよく見えてるなというふうに見える」と菊池を評価。守備面だけではなく、攻撃面でも背番号33の存在は欠かせない。

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