広島・新井監督 九回2球で逆転負け「こういう日もあるので」被弾の中崎擁護 セーブ失敗10戦目でもう3度目
「広島1-2巨人」(8日、マツダスタジアム)
本拠地は悲鳴に包まれた後、沈黙した。1-0の九回に痛恨の逆転2ランを浴びての敗戦。リードを守れなかった中崎は「投げミス。チームに申し訳ないことをしたなと思います」とベンチでうなだれた。これで連勝は2で止まり、勝率5割に逆戻り。4安打1得点だった打線の元気のなさも大きく響いた。
九回は2球で試合をひっくり返された。先頭・キャベッジに初球を左翼フェンス直撃の二塁打にされると、次打者・泉口にも初球を捉えられて右翼ポール際へ2ランを食らった。右腕は「しっかりと反省して、やり返したいなと思います」と悔しさを押し殺して前を向いた。
前日の試合では3点リードの九回に登板し、19年以来のセーブをつかんでいた直後の“悔投”。新井監督は「ザキ(中崎)も毎回ゼロというのは無理。こういう日もあるので、また切り替えて準備してほしいと思います」と背中を押した。
ただ、チームは今季10試合目にして早くも3度目のセーブ失敗からの敗戦となった。2日のヤクルト戦では九回に森浦が1点差を守れず逆転サヨナラ負け。4日の阪神戦でも森浦が九回に3失点して追い付かれた。勝ちパターンも固定されていない中で、不安定な戦いが続いている。
打線も相手の適時失策による1得点のみで相手先発・田中将に好投を許した。「次の1点をなんとか入れていかないとブルペンに負担がかかるよね」と指揮官。乗り越えなければならない壁は明確になっている。
