広島・森 “今永の考え”に刺激「もっと『間』が欲しいね」 ストレッチ日課に平均球速UPへ青写真 開幕ローテ奪う

キャッチボールをする森(撮影・市尻達拡)
合同自主トレに合流し、ノックを受ける森(撮影・市尻達拡)
笑顔でノックを受ける森(撮影・市尻達拡)
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 広島・森翔平投手(28)が25日、マツダスタジアムの室内練習場での合同自主トレに合流した。4~21日まで高知市で米大リーグ、カブスの今永昇太投手(32)との3年連続となる自主トレに参加。「今永塾」を通して胸郭の柔軟性が重要と実感。柔らかさを身に付け“究極の間”を習得し、開幕ローテ争いを勝ち抜く決意だ。

 室内練習場の気温計が5度を表示する寒さの中、森は腕を振った。キャッチボールの球は力強く、回転も鋭い。3年連続の「今永塾」参加。柔軟性の必要を再認識し、固めてきたフォームは、しなやかだった。

 「僕には、もっと柔軟性が必要だなと思った。胸郭周りが動けば、フォームの中で『間』がつくれるようになる。そこをしっかり確保することが大事かなと思いました」

 自身と今永の投球を映像で確認すると、投球時の「間」に違いがあった。「僕のフォームは(軸足が地面に)着いた時、体が一緒についていっちゃってる感じ」。今永からも「もっと『間』が欲しいね」と言われたという。

 開幕ローテーション入りして7勝8敗、防御率3・55で終えた昨季を、「(球速が)140キロ台前半に落ちて、(球速を)出そうとして無理に力を入れたら、(球の出どころが)見やすくなってしまった」と総括した。

 胸郭周辺が柔軟に動けば、投球動作の中で「間」がつくれると分析。元来「体が硬い」そうで、小さい頃から苦手で避けてきたストレッチが日課になった。「究極の間」をつくるために流す地道な汗に、今季に懸ける意気込みが見える。

 技術面に加え、野球に対する考え方や姿勢でも今永から刺激を受けた。

 「哲学者というか、常に考えている。ひらめきが常にあるんだと思います。細かいところまで考えているのが、すごいなと思った」

 練習メニューをなぞるだけではなく、その意図や目的を考える。思考し続けることの大切さをあらためて学び、それが成長を後押ししていると実感した。高知ではブルペン入りし、7~8割の力感で40球程度を投げてきた。昨季の平均球速142、3キロから、シーズンでは145キロ以上まで引き上げる青写真も描く。

 開幕ローテ争いは横一線。新井監督は競争を前面に押し出し、激しいサバイバルからのチーム力底上げを狙う。

 「強い気持ちを持ってやっていきたい」

 短く、シンプルな言葉に、全ての思いを込めた。

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