広島 トミー・ジョン手術のドラ7高木が現状明かす「2年目からいける体作りをやっていきたい」新井監督もエール「コツコツ励んで」
広島の新入団選手発表会見が15日、広島市内のホテルで行われ、ドラフト7位・高木快大投手(中京大)が11月に受けていたことが明らかになったトミー・ジョン手術の経過を明かした。
しなやかな腕の振りから投じる最速153キロの直球が武器の右腕。3年春のリーグ戦、名城大戦で完全試合を達成し、その名をとどろかせた。しかし、昨年11月に右肘を手術。今春のリーグ戦では復帰を果たすも、最終戦で再び同箇所を痛め、今秋は登板することなく広島からドラフト指名された。
この日、11月14日に「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」を受けたことが球団から発表された。12月1日にはギプスが外れて、順調にリハビリを進めており、患部の状態については「伸びる角度も順調と言われています」と強調した。
26年シーズンは全休が決定的となり、デビューは最速でも27年シーズンになる見込み。「診てもらって良くないという判断だったので、手術させてもらう決断をしました」と手術を受けるまでの経緯を明かした右腕は「2年目からいける体づくりをやっていきたいと思っています」と語った。
新井監督も高木の手術に関して「予定通り」と話し、「地道な作業は続くと思うけど、こつこつと励んでもらいたいと思います」とエールを送った。




