広島・ドラ1佐々木が快音連発 初のプロ投手相手に安打性4本! 強烈打球に2軍首脳陣「おお~」
「広島2軍春季キャンプ」(2日、廿日市)
完全復活への階段をまた一段上った。昨年11月に左肩脱臼を負ったドラフト1位・佐々木泰内野手(22)=青学大=が、プロ入り後初めてプロの投手と対峙(たいじ)し、快音を連発した。
午前中に行われたフリー打撃で、杉田と小林の両育成投手と対戦。直球のみという打者有利な条件だったが、3打席で計13スイングし、安打性の打球を4本放った。強烈な打球に2軍首脳陣から「おお~」と感嘆の声も。本人も「(球が)しっかり見えた」と納得の表情だった。
午後の練習も問題なく完走し、初日に続きフルメニューを消化。全体練習後には、県岐阜商の1学年後輩の高木とキャッチボールを行うなど、精力的に汗を流した。「まだまだミート力だったりは上がると思うので、追い求めていきたい」と徐々に本来の状態へ近づけていく。