広島 3連勝で貯金最多5 阪神に0・5差接近 アドゥワが6回2失点で5勝目 栗林が4年目で100セーブ

 「DeNA2-4広島」(26日、横浜スタジアム)

 広島が今季2度目の同一カード3連勝。貯金を今季最多の「5」に増やし、交流戦前最後の一戦を最高の形で締めた。

 初回1死二塁から3番・野間が右前適時打。その後、2死一、三塁で坂倉の3球目に一走・小園が盗塁を試みた。捕手・山本が二塁に送球すると三走・野間もスタートを切って本塁に生還。相手の守備が乱れる間に小園は一塁へ戻って、野間に本盗が記録された。

 足も絡めて大貫から幸先良く2点を奪い、1点リードの四回は秋山の犠飛で3点目。1点リードの八回は2死三塁で石原が左中間を破る適時二塁打を放ち、大きな追加点をもたらした。

 先発・アドゥワは初回先頭・蝦名に初球を左翼スタンドに運ばれ1点を献上。四回も蝦名に適時打を浴びて1点差に迫られたが、粘りの投球を見せた。3-2の六回は2死一、三塁で桑原の強烈な打球を三塁・田中がジャンピングキャッチ。好守でチームを救った。

 右腕は6回2失点で降板。8安打を許すも、プロ入り最多115球の力投で中継ぎ陣にバトンをつなぎ、リーグトップに並ぶ5勝目をつかんだ。

 九回を締めた栗林が100セーブを挙げた。

 今3連戦、チームは24日の早朝に広島から移動して初戦は延長十回までもつれた試合を勝利。前日25日は延長十二回、今季両リーグ最長の5時間16分に及ぶ総力戦を制していた。タフな環境下でも各自が高い集中力を示し、この日も接戦をモノにして3連勝。弾みをつけてパ・リーグとの戦いに臨む。

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