広島・新井監督「また私が考えたい」天敵・大竹に7連敗で奪首ならず 一問一答

 選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 9回、中前タイムリーを放った坂倉を出迎える新井監督(撮影・市尻達拡)
 6回、捕邪飛に倒れベンチに下がる森下。手前は新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-2阪神」(22日、マツダスタジアム)

 勝てば今季初の首位浮上だった広島が競り負け、連勝は4で止まった。2点を追う九回は相手の抑え・岩崎を攻めて坂倉の適時打で1点差。なおも2死満塁で代打・松山が二ゴロに倒れた。

 攻撃陣は大竹の前にこの日も沈黙。五、七回は無死一、二塁で無得点。これで相手左腕には通算9度の対戦で7連敗となった。先発・森下は7回2失点の粘投を示すも2敗目。阪神戦は昨季から6連敗となった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -最後はあと一歩。

 「あとちょっとのところまでね。みんな絶対にあきらめないという、いい攻撃ができたと思いますよ。マティ(九回2死二、三塁から四球を選んだ二俣)もね、いいモノを見せてくれた」

 -大竹に苦戦。

 「いいところまで(チャンスを)作ることができているので、また私が考えたいと思います」

 -打者からすると大竹の球種の中で、どの球が厄介になっているか。

 「真っすぐにしても抜いた真っすぐとか。全て(変化球は)縦横あるんですけど、一番は緩急かなと思うんで。フォームもちょっとずつ変えたりとか、間合いやタイミングを変えたりとか」

 -森下の投球は。

「今日もしっかり試合をつくってくれて、ナイスピッチングだった」

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