広島・新井監督「こういう日もある」9失点と乱調の先発・九里に言及

 6回、投手交代を告げる新井監督(撮影・西岡正)
 6回途中に逆転を許し、降板する九里(撮影・西岡正)
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 「巨人9-4広島」(12日、東京ドーム)

 勝てば勝率5割復帰だった広島が、逆転負けを喫して3連勝を逃した。先発・九里は六回に突如乱れて、10年ぶりの9失点。打線は初回に堂林が先制の2点適時打を放ち、四回は坂倉が今季1号ソロを放った。本塁打はチーム9試合ぶりだったが、中盤の大量失点が響いた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -九里が5回2/3を8安打9失点。

 「前回も前々回もいいピッチングをしてくれているし、こういう日もあるということで、また次の登板に向けて調整してもらいたいなと」

 -開幕投手として気持ちも出ていた。

 「そうだね。立ち上がりから飛ばしていたと思います。まぁでも、いつもいつも抑えられるわけじゃないんで。そこは、またきょうはきょうで次の登板に備えてほしい、しかないかな」

 -六回は逆転を許しても勝負を託した形。

「もちろん、もちろん。球数的にもまだ余裕はありましたし。あそこはもう亜蓮で、という感じですね」

 -打線は序盤、戸郷に対して得点を重ねた。

 「初回から、みんなよく対応していたと思います。各自、打撃コーチと試合前に話をしているので、それをみんながちゃんとプラン通りにいいスイングをして、いい攻撃だったと思います」

 -島内がベンチ外。

「連投していたので」

 -13日は森下が今季初先発に臨む。

 「彼にとっては、あすが開幕のマウンドになると思うので、期待していますよ。もちろん、期待しています」

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