広島 助っ人シャイナーがオープン戦15タコ 四回には三ゴロ併殺と気がかりな存在 初実戦の床田は2回無失点

 「オープン戦、広島0-4中日」(8日、マツダスタジアム)

 広島は打線が沈黙し、本拠地でのオープン戦初戦は黒星発進となった。

 気がかりなのは「4番・指名打者」で先発出場した新外国人のシャイナー。二回先頭で中飛に倒れ、四回1死一塁では三ゴロ併殺。七回2死でも三ゴロに凡退し、オープン戦を通して計15打数無安打と快音が遠い状況となっている。

 今春初実戦に臨んだ先発・床田は2回を無安打無失点と仕上がりの良さを披露。初回は2つの三振を奪い、二回も三者凡退に封じた。最速146キロと直球は力強く、完全習得を目指すチェンジアップも投げながら感触を確認した。シーズンでも先発陣の軸として期待される左腕が、残りの調整期間でさらに状態を上げていく。

 2番手で三回から登板したドラフト2位・高(大商大)は三回に犠飛で先制を許すと、四回は2つの四球からピンチを招いて三好に2点中前適時打。オープン戦3試合目のマウンドで初失点となった。

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