広島・ドラ3滝田 レジェンド大野豊氏の連絡先ゲット! ブルペン後に超サプライズ 大学時代参考にした憧れOBと初対面
「広島春季キャンプ」(1日、日南)
広島のドラフト3位・滝田一希投手(22)=星槎道都大=が1日、憧れの球団OB・大野豊氏と初対面した。大野氏が見守ったブルペン投球後に交流が実現。自身のチェンジアップを改良する際に、参考にしていたレジェンドに弟子入りすべく連絡先もゲットした。厳しいプロの世界で生き抜くため、恵まれた環境を生かしていくと決意を新たにした。
憧れの大野氏が目に入る中、テンポよく強い球を投げ込んだ。心待ちにしていたレジェンドとの対面がキャンプ初日に実現。滝田は47球のブルペン投球を振り返り「緊張しました」と苦笑いを浮かべた。
大学3年時にチェンジアップの改良に取り組んだ際、参考にしたのが大野氏だった。レジェンドの投球をYouTubeで見て研究。腕の振りやリリースなどを参考にし、自身のチェンジアップに磨きをかけた。
ブルペン後には大野氏と会話する場面も。「時間がある時とか、いろいろ話したい」と声をかけられたと明かし「分からないことがあったら電話してくれ」と連絡先までゲットした。
この日は大野氏に加え、黒田球団アドバイザーとも交流。「聞けることはいっぱいある。自分からどんどん聞いていかないと今後成長しない。この舞台は結果主義なので、自分が納得できる結果を残して野球人生を終われるように頑張ります」。身近にお手本となる存在がいる恵まれた環境を無駄にするつもりはない。
初のキャンプに明確な課題を持って挑んでいる。「いろいろ慣れない環境でやっているのでまずは環境に慣れること。野球選手として技術も、私生活も一層引き締めて成長してきたい」と決意を新たにした滝田。厳しいプロの世界で輝き続けた憧れの存在を刺激に、成長を続ける。