広島・新井監督 記録更新の島内に「自信がほとばしっている」中日・大島の2000安打も祝福「大学の後輩として」
「広島東洋カープ7-6東京ヤクルトスワローズ」(26日、マツダスタジアム)
広島は先発の森下が4回5失点でKOされたが、デビッドソンの来日初となる1試合2発などで逆転。リリーフ陣も踏ん張り勝利した。
新井貴浩監督は「序盤4点差ありましたけど、まだまだここからいくぞ、と。ベンチはそういう雰囲気でした。各自が粘り強く、後ろの打者へと。私たちカープの持ち味ですからね。良かったと思います」と振り返った。
野間は四回の同点2点打を含む猛打賞。
「いやー頼りになりますね、野間さん。打って良しですね。守って良し、走って良し、たかよし、ですか。何も言うことございませんよ、本当に。彼もいつも、チャンスで俺に回してくれ、俺に回してくれと、いつも言っていますから。本当に頼りになる選手です」
デビッドソンは五回に逆転2ラン。
「ホームランっていいですね。彼の努力のたまものだと思いますよ。あとは打撃コーチのサポート。彼の野球に対する姿勢というのは、周りが何とかしてあげたいという。それも日頃の頑張り」
今季苦しめられてきたピーターズを攻略した。
「何回も対戦があって、なかなか攻略できていなかったのは選手も分かっているし、打撃コーチも分かっているし、今日はしっかり点を取ってくれて良かったです」
島内が日本人最多を更新する32ホールド。
「驚きはないですよ。元々彼の投げているボールというのは素晴らしいものがありましたし、こっちも最初から期待していましたし、そこを彼が自分自身の力で殻を破ってくれたと思います。マウンドでも自信満々じゃないですか。表情にしても所作にしても、自信であふれていますよ。彼と話していても、自信がほとばしっていますね。頼もしい限りです」
先発の森下は今季最短の4回5失点でKOされた。
「(4回降板は)追いかけないといけなかったので。でも、森下もいつもいつも、いい投球ができるわけじゃない。前回は素晴らしいピッチングだったし、そういう日もありますから。彼ぐらいになったら、自分で客観的に見て、反省して修正できるピッチャー。次の登板に期待しています」
最後に駒大の後輩の大島が2000安打を達成。
「すごいですね。今は敵チームの監督と選手ですけど、大学の後輩として、すごくうれしいですし、また彼は社会人を経由している。この2000安打というのはすごいと思います。心からおめでとうございます。大学の後輩として、まだまだ頑張ってもらいたいし、うれしいです」
27日は黒原が先発する。