カープ8連勝を支える盤石リリーフ陣 好調投手陣!10戦91イニング連続複数失点なし

 7回、ヤクルト打線を無失点に抑えるターリー(撮影・田中太一)
 8回を無失点に抑える島内
 9回を締め、小園とタッチを交わす矢崎
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 「広島東洋カープ6-3東京ヤクルトスワローズ」(25日、マツダスタジアム)

 盤石の広島救援陣が誇らしい。ターリー、島内、矢崎がいずれも3人斬り。ピシャリと封じ、セ界最速50勝に導いた。6勝目を手にした助っ人は「自分が抑えて帰ってきたあとに点を取ってくれている証拠。勝ちがつくのは悪い気持ちはしないよ」と白い歯をこぼした。

 まず出番がきたのはターリーだ。七回から登板すると青木、サンタナ、村上を無安打に封じる完璧な救援だ。わずか9球での攻守交代が攻撃陣に流れを呼び込む。直後にデビッドソンが勝ち越し打を放った。

 チームでは森下、九里に並ぶ6勝目。さらに黒星は一つもない。登板後直後の逆転劇は、ラッキーボーイ的な存在になりつつあることを伺わせた。

 セットアッパーの島内と守護神の矢崎も確実に任務遂行。新井監督は「(九里が)粘りながら試合を作ってくれた。後からいったブルペンも、いつも通りしっかり抑えてくれて本当に頼もしい」と力を込めた。

 “逆転の広島”を印象づける戦い。3連覇時も強力な救援陣が基盤だった。これで先発を含め、投手陣は10試合91イニング連続で複数失点なしとなった。

 勝負の8月戦線へ、チームは勢いを加速させた。それでも「1試合1試合を勝つことを考えた結果の8連勝だ」とターリーは手綱を締めた。その言葉がチーム全員の思いだ。

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