広島・秋山 「広島に来て1年に」球宴選出でファンに感謝 「ウォーリーをさがせ状態」もホームで赤ユニで暴れる

 7回、適時打を放つ秋山(撮影・田中太一)
 ファン投票で選出され、笑顔を見せる(撮影・田中太一)
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 「広島6-2DeNA」(28日、マツダスタジアム)

 「マイナビオールスターゲーム2023」(7月19日・バンテリンドーム、同20日・マツダスタジアム)のファン投票最終結果が28日に発表され、広島・秋山翔吾外野手(35)が阪神以外で唯一選出された。「“ウォーリーをさがせ状態”かな」と冗談を交えて喜び、広島移籍後は初の球宴でファンへの感謝を表現することを誓った。

 秋山はユーモアを交えながら喜びを言葉に変えた。全9部門の11人(外野手部門3人)中、10人が虎戦士という“猛虎球宴ジャック”の状況。それを踏まえ「阪神勢が多い中で、赤いユニホーム。“ウォーリーをさがせ状態”かな」と西武に在籍していた2019年以来、6度目の出場に笑顔を見せた。

 思い返せば昨年6月27日、広島への入団が発表された。「広島に来て1年になりましたが、そういう日にこういう発表ができることをうれしく思う」とファンに感謝を述べた。

 球宴出場の通算成績は打率・321、3本塁打、4打点。17、18年には史上初の2年連続先頭打者弾を記録し、初出場だった15年の第2戦はマツダスタジアムで本塁打を放った。スタンドを盛り上げる活躍に、今年も期待は高まるばかりだ。

 選出が決まってから臨んだ一戦、まずは守備でチームを救った。初回2死二、三塁は、宮崎の中堅後方への飛球をフェンスに激突しながら好捕。3点リードの七回1死一、三塁は左前適時打と攻守で勝利に貢献した。

 今年の球宴第2戦は本拠地で開催。「特別変わったことができるわけでもなく、狙って本塁打が打てるわけでもない」と平常心を強調し、「ホーム球場でやれる、その中で選んでもらった。出た時にはまた違った形で喜びを感じると思う」。赤ヘルの一員として、夢舞台を全力で駆け回る。

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