広島が2連勝で5割復帰 九里が3季ぶり完封で2勝目 打線は先発野手全員安打で快勝

 6回、石川昂を打ち取ってピンチを切り抜けた九里は野手陣を迎える(撮影・田中太一)
 6回、石川昂に気迫の投球を見せる九里(撮影・田中太一)
 3回、先制適時打を放つマクブルーム(撮影・田中太一)
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 「中日0-4広島」(10日、バンテリンドーム)

 広島は投打がガッチリとかみ合い、2連勝で勝率5割に復帰した。

 三回、菊池から3連打で無死満塁とするとマクブルームの左前2点適時打で先制。さらに西川の左犠飛で3点目。六回には野間の適時打で加点。六回までに先発野手全員安打を達成した。

 投げては先発の九里が9回118球4安打無失点ので完封し、2勝目をあげた。九里の完封は20年9月28日のDeNA戦以来。

 最下位の中日は先発の涌井が5回9安打3失点と打ち込まれ、4敗目。チームは連敗で5位巨人とのゲーム差が1・5に広がった。

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