広島が完封負けで3連敗 投手陣も一発攻勢に沈み、阪神・大竹に2戦2敗 今季最多観衆も遠藤3回KOが誤算
3枚
「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)
広島が完封負けで3連敗を喫し、借金2となった。スタンドには今季最多となる3万1193人のファンが詰めかけたが、投打の歯車がかみ合わなかった。
初回に先発・遠藤が大山に先制2ランを被弾。打線は直後、無死一、二塁の好機を作ったが、2死から一塁走者の上本がけん制球で誘い出され、菊池が三本間に挟まれてタッチアウト。走塁ミスで流れを手放した。
三回には佐藤輝に2ランを浴びて遠藤は3回4失点でKO。六回は塹江がミエセスにソロアーチを被弾し、一発攻勢でリードを広げられてしまった。
打線も二回以降、阪神・大竹の前に無得点。4月19日の試合でも6回2/3を1失点に封じられており、これで2戦2敗。天敵と化す前に攻略したかったが、スコアボードにはゼロが並んだ。