広島が完封負けで3連敗 投手陣も一発攻勢に沈み、阪神・大竹に2戦2敗 今季最多観衆も遠藤3回KOが誤算

7回、投手交代を告げる新井監督(撮影・田中太一)
3回、阪神・佐藤輝(8)に2ランを浴び肩を落とす広島・遠藤(撮影・立川洋一郎)
8回、見逃し三振に倒れて天を仰ぐデビッドソン(撮影・立川洋一郎)
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 「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)

 広島が完封負けで3連敗を喫し、借金2となった。スタンドには今季最多となる3万1193人のファンが詰めかけたが、投打の歯車がかみ合わなかった。

 初回に先発・遠藤が大山に先制2ランを被弾。打線は直後、無死一、二塁の好機を作ったが、2死から一塁走者の上本がけん制球で誘い出され、菊池が三本間に挟まれてタッチアウト。走塁ミスで流れを手放した。

 三回には佐藤輝に2ランを浴びて遠藤は3回4失点でKO。六回は塹江がミエセスにソロアーチを被弾し、一発攻勢でリードを広げられてしまった。

 打線も二回以降、阪神・大竹の前に無得点。4月19日の試合でも6回2/3を1失点に封じられており、これで2戦2敗。天敵と化す前に攻略したかったが、スコアボードにはゼロが並んだ。

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