広島ドラ1・斉藤 出世部屋 マエケン、大瀬良、森下ら過ごした104号室 相棒「ニャッキ」

 入寮し、名札を手に取る斉藤(撮影・田中太一)
 もちもちぬいぐるみの『ニャッキ』を肩に担いで笑顔を見せる斉藤(撮影・田中太一)
 “出世部屋”の104号室に入寮した森下=20年1月7日
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 広島の新人10選手が7日、廿日市市の大野寮に入寮した。ドラフト1位・斉藤優汰投手(18)=苫小牧中央=は“出世部屋”からプロとしてのスタートを切る。割り当てられたのは前田健太(現ツインズ)、大瀬良、小園、森下、栗林ら中心選手の先輩たちが過ごした104号室。「すごくありがたいこと。“出世部屋”ということで、これから努力して1軍に上がれるように」と決意を新たにした。

 持参したのは「ニャッキ」というイモ虫をモチーフにしたキャラクターのぬいぐるみ。NHKで放送されているアニメの主人公で、高校の同級生からもらった。「寝る時にクッションにしたり、飾って隣に置いて寝たりしています。かわいい顔をしているので」と日々の癒やしにもなっている。

 年明けは地元、北海道の岩見沢神社へ初詣に訪れた。おみくじは大吉で「願望はかなうと書いてあったので何か、かなうのかな」。初々しい表情を浮かべ、これから始まる新生活に胸を弾ませた。

 いよいよ8日からは新人合同自主トレが開始する。「(同期は)社会人から来た先輩方で、いい投手ばかり。いろいろ教えてもらいたいですし、ケガだけはしないように頑張っていきたい」。着実に一歩ずつ、プロ野球選手としての階段を駆け上がっていく。

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