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【安仁屋宗八氏の眼】アルカンタラの弱点を見抜いた宇草に軍配

 「広島5-4阪神」(22日、マツダスタジアム)

 広島が今季4度目のサヨナラ勝利。4-4の延長十一回。2死から打席に立った宇草孔基外野手(25)が、守護神のアルカンタラから人生初のサヨナラ弾を決めた。

  ◇  ◇

 サヨナラ本塁打の宇草を褒めるしかない。素晴らしい一発に、感動を覚えた。

 阪神は1点を勝ち越した十回からアルカンタラを投入した。その、最初のバッター・坂倉が、同点本塁打を放つのだが、2-0とボール先行が、いずれも高めに浮いていた。

 坂倉はそこをしっかりと読んで、高めに来るであろう直球をしっかり仕留めた。

 これは、後に続く打者にも大変、参考になったと思う。ストライクが欲しいアルカンタラ。ただ、低めへの制球に難があるマウンドだった。つまり、ファーストストライクをどれだけ積極的に行けるか、というところが大事なところで、初球を逃さなかった宇草の打席に、価値がある。

 プロ初勝利となった松本は、登板いきなりの失点で“自作自演”のような格好になったが、失点直後から大山、糸原を連続三振と立て直したメンタルと球威は評価したい。リリーフ投手の調子を見つつ、柔軟にイニングまたぎをさせる起用を増やしてもいいと感じた。(デイリースポーツ評論家)

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