広島・鈴木誠 菅野から今季3本目の本塁打 天敵から丸以来7年ぶり

 3回、中越え2ランを放つ広島・鈴木誠
 3回、西川は右越えソロを放ち、笑顔でベンチに戻る(撮影・佐藤厚)
 3回、西川に右越えソロを打たれ唇をかむ巨人・菅野(撮影・佐藤厚)
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 「巨人10-4広島」(1日、東京ドーム)

 広島の鈴木誠也外野手(26)がエースの菅野から11号2ランを放った。三回1死一塁から144キロ直球を力強く振り抜き、バックスクリーンに運んだ。とどめを刺す一発で右腕を三回途中でノックアウト。五輪日本代表対決は主砲に軍配が上がった。

 これで右腕からは4月9日、23日の同戦に続き、今季3本目となる一発。菅野から1シーズンに3本塁打を記録したのは2014年の丸に次ぐ2人目となった。佐々岡監督は「菅野は調子が良くない感じだったけど、その中でも打線は誠也の2ランなどでしっかりと得点してくれた」とたたえた。

 主砲の奮闘むなしく、71試合目で広島の自力Vの可能性が消滅したが、この日オールスターの選手間投票にも選出された4番が存在感を発揮している。

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