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広島・菊池涼、1番弾!開幕11戦連続H3号ソロ 2年ぶり切り込み隊長で初キクタナ

 6回、菊池涼は左越えに勝ち越しソロを放つ 
 ベンチに戻り、ナインに祝福される菊池涼
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 「ヤクルト3-2広島」(7日、神宮球場)

 2年ぶりに1番に座り、初の「キクタナ」コンビ結成となった広島の菊池涼介内野手(31)が六回、左翼ポールを直撃する一時勝ち越しの3号ソロ。チームは逆転負けを喫したが、この一撃で開幕から11試合連続安打。守備の名手が今後もバットでチームをけん引していく。

 強烈な一発が神宮の黄色い左翼ポールを直撃した。豪快な一撃を放ち、ゆっくりとダイヤモンドを一周してナインとハイタッチを交わした菊池涼。開幕から11試合連続安打となる一時勝ち越しの3号ソロだ。

 1-1の先頭で迎えた六回。カウント1-2からの6球目だった。高梨の真ん中に甘く入ったカーブを力強く引っ張った。心地良い打球音を響かせ、高々と舞い上がった打球はファウルゾーンに切れることなく、赤く染まった鯉党の元まで飛んでいった。

 首脳陣からの期待の表れだ。試合前時点でリーグトップの打率・455をマーク。好調さを買われ、2019年7月5日の阪神戦以来となる2年ぶりの1番に座った。これまで1番・田中広、2番・菊池涼の“タナキク”コンビが通例だったが、今回が初となる“キクタナ”の並びだ。

 佐々岡監督は「チームで(調子が)一番というところ」と1、2番をスイッチした理由を説明。また「そういう狙いもある」とし、打線を勢いづかせる役割を期待したことも明かした。本塁打は西川に並ぶチームトップタイの3本と長打力も存分に発揮している。

 昨季は二塁手初となるシーズン無失策の偉大な記録を打ち立てた。2日のDeNA戦で今季初失策し、二塁手の連続守備機会無失策記録が「569」で途切れたものの、その後も攻守で引っ張っているところが何とも頼もしい。

 試合中に球団広報を通じて「いい追加点になって良かったです」とコメントを残した菊池涼だが、チームは逆転負け。アウトにはなったが、鈴木誠は六回に相手の隙を突いて果敢に本塁を狙った。九回にも2死一、二塁と一打逆転のチャンスを作るなど、チームが掲げてきた積極的な走塁や終盤まで諦めずに粘っていく姿勢は随所に見られた。

 中心選手である菊池涼が好調をキープしているのは敗戦の中の光明だ。守備の名手。今季はバットでもチームを勝利へと導いていく。

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