「広島１－１０ＤｅＮＡ」（２０日、マツダスタジアム）

　Ｋ・ジョンソンは５回１／３を４失点で降板し、この日も勝てずに８試合連続で勝利なしの開幕５連敗を喫した。球団外国人では０１年・ラドウィックに並ぶ、ワーストタイとなった。前カードの阪神戦から通じて、２つの引き分けをはさみ３連敗となった。

　Ｋ・ジョンソンは石原慶がマスクをかぶってのマウンドで、序盤の三回は無失点で切り抜けた。長野のダイビングキャッチなど、バックももり立て、今季初勝利への機運は高まっていた。

　しかし、四回につかまった。嶺井の二点適時二塁打、柴田の犠飛で３失点すると、堂林の１０号ソロで１点を返してもらった後の六回に自らの暴投で４点目を失った。

　七回は中田が２失点、八回は矢崎が４失点と終盤に試合が壊れてしまい、そのまま敗戦。今カードは１分け２敗と負け越して終えた。ＤｅＮＡの先発ピープルズには来日初勝利を献上と、いいところがなかった。