レグナルト得意カーブNPB球投げやすい 10日シート打撃登板
「広島春季キャンプ」(9日、日南)
柔和な笑顔に、順調な仕上がりぶりをのぞかせている。中継ぎ起用が濃厚な広島カイル・レグナルト投手(30)は9日、キャッチボールなどで調整。10日のシート打撃に登板予定で、「投げるのであればフォームを安定させて、真っすぐをコーナーに投げ分ける。変化球も織り交ぜながら打者の反応を見ていきたい」と力を込めた。
キャンプ初日からブルペンに入り、感覚を養う。NPB球にも満足げだ。「少ししっとりとして、手になじむ感じがある。カーブも投げやすい」。得意とするカーブに、より一層磨きが掛かりそうだ。
5日にはバティスタ相手のフリー打撃で23球を投じ安打性3本に抑えるなど、存在感を示しつつある左腕。「チームの要望に応えられる投手になりたい。その中で自分の能力を出し切って、結果を出したい」と日本での活躍に闘志をみなぎらせた。