リオ五輪金の金藤 ワンバン始球式 広島は「勝ち癖がついている」
「セCSファイナルS・第2戦、広島-DeNA」(19日、マツダスタジアム)
リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵選手が始球式に登場。ゆったりとしたフォームからワンバウンド投球を披露して客席を沸かせた。
リオ五輪で金メダルを獲得した際のタイム2分20秒30にちなみ、背番号「2・20・30」のユニホーム姿で登場。捕手まで届かなかった自身の投球には「だめですね。練習の時と緊張が違いました」と苦笑いだった。
広島県庄原市出身で祖父がカープファン。昨年のCSファイナルS第5戦と日本シリーズ7戦目にも始球式で登板する予定だったがかなわず。ようやく今回、マウンドに登ることが実現した。地元チームの広島に向けて「勝ち癖がついていると思うので日本シリーズを勝ち抜いてほしいです」とエールを送った。