ドラ1の岡田、勝利の権利得て降板 6回1失点、ピンチで気迫投球

 「阪神-広島」(9日、甲子園球場)

 広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)が、6回7安打1失点。勝利の権利を得て交代した。

 二回、3連打で先制点を奪われると、なおも無死満塁のピンチを背負った。最速148キロの直球を中心に西岡を三ゴロ、鳥谷も遊飛に打ち取り2死。最後は江越を146キロ真っすぐで空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 三回にも、無死三塁としたが、2奪三振を奪うなど力強い投球で後続を断ち切り無失点。この回以降、危なげない投球で七回、108球を投げ抜いた。

 プロ初勝利をマークした6月25日以来の阪神戦(マツダ)。6点の大量リードを守り抜き、マウンドを中継ぎ陣に託した。

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