ポストマエケン獲得へ今秋ドラ競合覚悟

 広島は12日、広島市内の球団事務所で今秋のドラフト会議に向け、初のスカウト会議を開いた。260人をリストアップし、上位指名候補に創価大・田中正義投手(21)、東京ガス・山岡泰輔投手(20)、履正社・寺島成輝投手(17)の名前が挙がった。

 最も高い評価を集めたのは創価大・田中だった。最速156キロの直球が魅力の即戦力右腕で、今秋最大の目玉だ。苑田聡彦スカウト統括部長(70)は「すぐに10勝できる。あの直球のキレとスピード。スライダーにフォーク。文句のつけようがない」と絶賛した。

 ポスティングシステムで前田がドジャースに移籍した。将来的なエース候補獲得は今秋の大きなテーマだ。「ずばぬけた力」と球団首脳。将来性も豊か。他球団との競合は避けられそうにないが、前田が背負ってきたエース番号「18」を受け継げる逸材に異論はない。

 現時点では例年通り投手を上位で指名する方向。ポスト・マエケン探しに向けて、今後も動向に注目していく。

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