楽天1位指名の青学大・渡部「レギュラーとしてルーキーから出る」吉井監督が指名後即あいさつ「投手が良くなる雰囲気を出している」絶賛

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(22日、都内ホテル)

 柔らかい表情ながら、力強く未来を見つめた。会見場に到着したのは、大学最後のリーグ戦を終えた直後。2球団競合の末に楽天からドラフト1位指名を受けた渡部海捕手(22)=青学大=は「レギュラーとしてルーキーから出るつもりでいるので、準備していきたい」と決意を語った。

 まさに「勝てる捕手」だ。智弁和歌山2年夏に正捕手として甲子園優勝。青学大でも入学直後から6季連続の東都リーグ制覇、4度の日本一をけん引。高校、大学ともに日本代表に選ばれ、世代のトップを走ってきた。

 “運命の瞬間”からほどなくして、石井GM、吉井監督らが指名あいさつへ。指揮官が「1回組んでみたいなと思えるキャッチャーですね。座っているしぐさを見ても、投手が良くなる雰囲気を出している」と話せば、GMも「勝てるメンタリティーを持っている」と絶賛。渡部自身も「投手の能力を最大限に引き出すところが自分の持ち味」と自信をのぞかせた。

 大学でバッテリーを組んだ鈴木泰成投手(22)もソフトバンクから1位指名を受け、青学大は史上初となる4年連続“W1位指名”の快挙となった。楽天が捕手を1位指名するのは球団初だ。「勝ちに導けるのが捕手の仕事」と渡部。今季は最下位に沈んだチームを浮上させるべく、プロの舞台でも「勝てる捕手」を証明する。

 ◆楽天・吉井監督「(くじ引き役を外れ)今までも当てたことがないので。何回外したかな、4、5回外しているので(笑)。捕手なのでチームの要になると思う。できるだけ早く1軍で活躍できるように頑張ってほしい」 

 ◆渡部 海(わたべ・かい)2004年8月20日生まれ、22歳。大阪市出身。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。遠里小野小1年時に大阪ゴールデンファイヤーで野球を始め、大和川中では住吉ボーイズに所属し、U-15日本代表も経験。智弁和歌山では1年夏からベンチ入りし、2年夏の甲子園で正捕手として優勝に貢献。高校通算38本塁打。青学大では1年春からマスクをかぶりリーグ6連覇、4度の全国制覇を達成。昨夏の大学日本代表でも正捕手。

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