大阪桐蔭・エース川本“マエケン体操”7回完封 西谷監督「粘り強く投げてくれた」履正社にコールド勝ち
「秋季高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭7-0履正社」(3日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
大阪大会準々決勝4試合が行われ、大阪桐蔭は履正社に7-0の七回コールド勝ちし、4強入りを果たした。先発で来秋ドラフト候補の川本晴大投手(2年)が4安打8奪三振完封。今夏の甲子園に出場した履正社はエース・上山篤慶投手(2年)が6回8安打5失点。打線も川本を攻略できず、来春の選抜大会出場が絶望的となった。
大一番でエースの役割を果たした。川本が粘りの投球で履正社打線を封じ込めた。負ければセンバツ出場が絶望的となる一戦。前チームでは1年間対戦がなかったこともあり、「少し力が入った」というが、初回と二回は三者凡退に。ただ、三回以降はボールが上ずり、毎回走者を背負った。
最大のピンチは5点リードの七回。安打と2四球で無死満塁とすると“マエケン体操”で整えた。ボールが暴れる時は腕が横振りになっている傾向があり、日頃から西谷浩一監督(57)に「マエケン体操をして縦回転の意識で投げろ」と助言されていたという。するとここから空振り三振、二飛、遊ゴロと3人斬り。コールド勝ちを導いた。
スカウトのスピードガンでは自己最速タイの151キロもマークした。指揮官は「状態がすごく良かった感じではないですが、粘り強く投げてくれた」とたたえた。今春のセンバツで優勝投手になった川本だが、夏の大阪大会では左肩を負傷してベンチ外に。チームも4回戦敗退で甲子園出場を逃した。新チームで背番号1を担う左腕は、「エースとしてチームを勝たせられるようなピッチングをしたい」と力を込めた。
