ソフトバンク・前田悠 開幕11連勝でパ最多勝に並んだ 指揮官称賛「主力みたいな風格が出てきた」
「オリックス0-2ソフトバンク」(28日、京セラドーム大阪)
21歳のソフトバンク・前田悠伍投手が開幕からの連勝記録を伸ばした。阪神・高橋を超える無傷の11連勝をマーク。最多勝争いに並ぶ11勝目に「ほっとしている。応援してくださる方がいて本当に力になっている」とファンに感謝した。
初回の攻防で明暗を分けた。試合開始早々に3長短打で2点の援護をもらった左腕も、立ち上がりは苦しんだ。2死無走者から来田の投前へのゴロを内野安打にした。そこから満塁のピンチを招いてしまった。
「自分のミス。練習はしているんですけど。あれがなかったら簡単に終わっていた」。そう前田悠は振り返る。この窮地に、中川の邪飛を左翼の正木が三塁側ファウルエリアにある観客席内にグラブを伸ばして好捕。このプレーに救われると二回以降は波に乗った。
「真っすぐが走っていたので、どんどん真っすぐで押していけた」
自信を持って140キロ台半ばの直球を投げ込むと、スライダーやチェンジアップ、フォークなど変化球がより効果を発揮。相手打線につけいる隙を与えなかった。三者凡退が5度。今季7度目となる7回を投げ4安打6奪三振の無失点に封じた。
「今日はもう(前田)悠伍ですね。野球頭が良い。3年目だけど主力みたいな風格が出てきた」と小久保監督は称賛。次回は球団では1948年の中谷信夫、65年の林俊彦に次ぐ12連勝が懸かる。3年目サウスポーの快投でチームは優勝マジックを20に減らした。
