プロ注目右腕、大分商・平田7回2失点「流れを変えようと」三回から好救援 29年ぶり聖地星導いた
「全国高校野球選手権・1回戦、大分商6-4日本文理」(8日、甲子園球場)
大黒柱が試合の流れを変えた。三回途中からロングリリーフした大分商の152キロ右腕・平田玲翔投手(3年)は「流れを変えようとマウンドに立った」と胸を張った。
先発の米田泰志投手(3年)が初回に先制され、三回も3連打で1点を失った。なおも無死一、二塁で次打者に2ボールとなった場面で、2番・指名打者で出場していたプロ注目右腕がマウンドへ。いきなり150キロを投げ込むと、149キロで遊ゴロ併殺に打ち取った。続く打者の初球にこの日最速の151キロ。最後は148キロで二ゴロに仕留めた。ピンチでも動じず「お気に入りの場面で楽しみながら投げられた。ある意味、米田に感謝です」と余裕さえ見せた。
好投に打線も奮起。五回に下位の2連打などで2点ビハインドを追い付くと、六回に2点を勝ち越した。七回にも2点を加えリードを広げて1997年夏以来、29年ぶりとなる甲子園での勝利。将来性を感じさせる188センチの長身右腕を、巨人・武田康スカウトは「闘志を前面に出す投球で体も大きく、伸び代が楽しみ」と評価。平田は次戦に向け「今日の反省を生かし、一戦必勝で」と表情を引き締めた。
