聖隷クリストファー 注目左腕の高部はまさかの自責点0で敗退 涙が止まらず「粘り切れなかった」9回1失点10Kの力投も味方守備が乱れる
「全国高校野球選手権・1回戦、聖隷クリストファー0-1佐野日大」(6日、甲子園球場)
聖隷クリストファーは完封負けで、2年連続の初戦突破はならなかった。今大会注目の左腕、高部陸投手は9回1失点10奪三振と力投したが、自責点0で無念の敗退となった。
試合は高部、佐野日大のエース・鈴木との息詰まる投手戦。高部は四回まで無安打無失点と危なげなくアウトを重ねた。五回2死から初安打を許し、さらに安打と四球で2死満塁のピンチを背負ったが、9番・中村を変化球で空振り三振に仕留めた。
クーリングタイム明けの六回は3者連続三振。だが、七回は2死から味方の守備が乱れた。三ゴロ失策、安打で2死一、二塁からセンターへのフライを中堅手の鈴木が落球。二塁走者の生還を許した。
援護したい打線は四回、六回、八回と得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ず。佐野日大・鈴木を攻略できなかった。試合後、アルプス席へのあいさつを終えると、高部ら選手は涙が止まらなかった。
高部は「粘り切れなかった。粘って粘ってやってきたけど、最後は自分が思ったような球がいかなかった」。県大会から奮闘し、疲れも残る中での登板となり「うまく調整できなかったので、自分が悪かった」。仲間を思い、敗戦の責任を背負った。
今後は大学進学も表明。「地道にまずは4年間、全てにおいてレベルアップして、大学4年間を終えてプロでは1年目から活躍できるような選手になりたいと思っているので、その部分で大学進学を選びました」と明かした
