関大北陽が投手戦を制し聖地へあと3勝。辻本監督は阪神・岡田顧問と「甲子園で会えたら」
「高校野球大阪大会・5回戦、関大北陽4-0精華」(22日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
春の大阪大会準優勝の関大北陽が投手戦を制した。
先発した西脇舜翔投手(2年)は二回1死満塁、四回1死一、三塁などのピンチを迎えながらも、強気を崩さない投球で後続を断ち、無失点を続けた。
打線は精華の松浦-福岡の継投に打ちあぐんでいたが八回、2死無走者から1番・荒瀬清志外野手(3年)が左前打でチャンスメーク。その後一、三塁まで好機を広げると、武志豪大外野手(3年)がカウント0-2と追い込まれながら、浮いた変化球を左前に運ぶ殊勲打。
さらに敵失も絡んで2点を先制すると、続く京田脩翔外野手(3年)が左へ試合を決定づける2ラン。
九回は山本新太投手(3年)が無失点に抑え、2023年以来の準々決勝進出を決めた。
辻本忠監督は「西脇が悪いなりに気迫のこもった投球をしてくれました」とまずはエースをたたえた。決勝点の場面は、一塁走者にディレードスチールを命じた上で、武志の一打を呼び込んだが「武志がカチカチだったから、ボールをしてくれるかと思ったんですが、そこは(相手投手が)うまく投げてきたところを、武志がよく打ちましたね」と目を細めた。
その武志は「ベスト8がかかってたので、特に緊張してました。ただランナーが動いたので、ショートがつられると思って、その方向を狙ったのがよかった」と笑顔で振り返った。
高校通算19本目の本塁打で試合を決定づけた京田は「西脇は3年生に足りない一つのピースを埋めてくれる、信頼できるピッチャー」と2年生エースの好投に報いる一撃に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
辻本監督は「あとは当たって砕けろです。気持ちの強いチームが勝つ。甲子園で、(OBの)岡田さんに会えたらいいですね」と準々決勝以降を見据えていた。
