阪神・近本の母校・社が2戦連続完封勝ち 近本2世?1番・光武が躍動2安打1打点2盗塁 憧れの大先輩「見習っています」

 6回、二盗を決める社・光武
 4回、左前適時打を放つ光武(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球兵庫大会3回戦、社5-0八鹿」(13日、高砂市野球場)

 兵庫大会は2回戦2試合、3回戦10試合が行われ、阪神・近本光司外野手(31)の母校、社は計9盗塁と足を絡めた攻撃で八鹿を5-0で下した。近本と同じ1番打者の光武(みつたけ)義生内野手(2年)が2安打1打点2盗塁の活躍。次戦は16日に阪神・才木の母校である須磨翔風と対戦する。東東京大会では3回戦で3連覇を狙う関東第一が筑波大付に21-0の五回コールド勝ち。ロッテ・サブロー監督の次男、大村魁星外野手(3年)が代打で内野安打を放った。

 近本先輩の復帰を祝うように、社の後輩たちが快勝した。打って走って躍動したのが1番打者の光武だ。三回には遊撃への内野安打で好機を拡大。1点リードの四回2死一、三塁では「暑い中、ピッチャーも頑張ってくれていたので楽にさせてあげよう」と適時左前打を放った。直後に重盗を成功。六回にも得点につながる二盗を決めた。

 2年生ながら今春から光武を1番に起用している理由について、山本巧監督(54)は「視野が広い。客観的に捉えながらスイングできる」と明かす。光武がリードオフマンとして手本とするのが近本だ。「長打も単打も打てて、セーフティーバントもできる。足も速いですし、見習っています」と尊敬してやまない。

 チームにとっても近本の存在は励みになっている。復帰戦となった11日・ヤクルト戦は寮生がそろってテレビの前から声援を送った。光武は「近本さんは寮長をされていて、その時の話も聞いたりします」と明かした。

 近本は昨年12月に社でトークショーを行うなど、今でも母校とのつながりは深い。社の在校生、保護者からはリハビリ中に千羽鶴を寄贈した。山本監督は「存在してくれているだけで、全てがお手本。学校全体で力を毎日いただいています」と影響力の大きさを語った。チームはこれで2戦連続完封勝利。勢いに乗り、3年ぶりの甲子園出場を目指す。

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