DeNA・深沢 TJ手術経てプロ初勝利 青柳に弟子入り成長5回0封「もっと任せられるピッチャーに」
「ヤクルト4-6DeNA」(5日、神宮球場)
左翼のベイ党からうねりのように注がれた祝福の声に、DeNA・深沢は手を挙げて応えた。5回2安打無失点でプロ初勝利。トミー・ジョン手術を経て5年目でつかんだ白星に、表情がほころんだ。
ベンチで最後のアウトを見届けると、乗り越えてきた道のりに思いをはせた。「リハビリもあったのでその間、支えてくださった方に感謝という気持ちが一番に来た」
21年度ドラフト5位で入団。3年目の24年、初めて1軍キャンプメンバーに選ばれ、開幕ローテ入りに向け順調に段階を重ねていた矢先、右肘を痛めた。メスを入れ、リハビリに専念するため同年オフに育成契約。昨オフ支配下枠に返り咲き「1軍の舞台で活躍したい。その思いが一番強かった」という反骨心が支えた。
自ら学びにいく探究心は旺盛だ。23年オフからヤクルト・青柳の自主トレに入門。メンバーには阪神・村上らもおり「初回に失点したとしても6回1失点ならいいピッチャー」と先発投手としての心得を授かった。
「もっと任せられるピッチャーになりたい」と深沢。苦難を乗り越え、第一歩を踏み出した。
