楽天・マエケン「悔しすぎる。クソー」12年ぶり完封にあと1人 今季2勝目、NPB通算100勝に王手

 “お約束”のイラストを披露し笑顔の前田健(撮影・金田祐二)
 ファンと勝利を喜ぶ前田(撮影・金田祐二)
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 「楽天4-1日本ハム」(4日、楽天モバイル)

 三塁走者がホームに生還する姿に、膝に手をついて無念の表情を見せた。完封目前の九回1死一、三塁。楽天・前田健太投手は代打・野村をボテボテの投ゴロに打ち取ったが、本塁は間に合わず一塁に送球。そして、あと1人としながら降板となった。

 「悔しすぎる。クソー。完封できなくてすいません」。歓喜のはずのお立ち台。第一声でファンに頭を下げた。完封なら2014年8月22日の阪神戦(マツダ)以来12年ぶりだった。それでも8回2/3を5安打、無四球で1失点。完全復活を告げる自身2連勝だ。

 立ち上がりから完璧だった。三回までパーフェクト。四、八回は無死から安打を許したが、いずれも次打者を内角のツーシームで併殺に取った。七回は主砲・レイエスに対し真ん中のツーシームで空振り三振。力でねじ伏せた。八回まで二塁すら踏ませなかった。

 これでNPB通算99勝。大台に王手をかけた。「100勝だけじゃなくて、これからたくさん積み重ねていく過程だと思う」と先を見据える。

 「エースは完投が当たり前」。若い選手に伝えた言葉であり、前田健自身の思いでもある。九回、マウンドに向かう際には大声援。「背中を押されましたし、心強かったんで。その分、応えたかった」と言う。「完投できるピッチャー。年齢のことを言われることも多いですけど、先発としての仕事を全うしていけるように頑張っていきたい」。あと1人で逃した悔しさ。新たな課題として、乗り越えていく。

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