ソフトバンク・近藤が号泣 亡き兄に捧げる一発 6日に38歳で急逝「兄も野球好きだった」
「ソフトバンク6-5ロッテ」(8日、みずほペイペイドーム)
亡くなった兄への思いがあふれ出た。両軍無得点で迎えた三回だ。2死一塁からソフトバンク・近藤健介外野手(32)が、ロッテ・広池のスライダーを右翼席に運ぶ先制の8号2ラン。大歓声が起こる中、ダイヤモンドを一周すると、ホームインする時には涙ながらに手を合わせた。ベンチに戻ると、タオルで顔を覆って涙を流し、左翼守備に就く際も目を赤らめていたほどだった。
6日に兄の洋介さんが38歳の若さで急逝。試合後には、「兄も野球が好きだったですし。親にも『今日兄ちゃんも試合に出てほしいと思うから行ってこい』ってことで行きはしましたけど。そんな中で打たせてもらったので、見ていてくれていたのかなと思います」と語った。
そんな近藤の兄に捧げた一発に始まった一戦は、九回に3点を奪って劇的なサヨナラ勝ち。最後は、谷川原が野球人生初というサヨナラ打を放って勝負を決める形となった。小久保監督は「よく打った。3連戦の初戦を取れていない中で大きな勝ち」と目を細めた価値ある勝利となった。
