オリックス・吉田 復活1球斬り 七回2死満塁レイエス仕留めた トミー・ジョン手術から2年ぶり昇格即大仕事
「オリックス4-2日本ハム」(25日、京セラドーム大阪)
トミー・ジョン手術からの完全復活を目指すオリックス・吉田が、574日ぶりの1軍昇格を果たし、2点差に追い上げられた七回2死満塁の、どきつい場面で登場。昨季本塁打王のレイエスに物おじすることなく、内角に食い込むツーシーム1球で一邪飛に仕留め、雄叫び。今季初ホールドを記録した
「とりあえず投げることの不安はなかったし、京セラではああいう場面でよく投げていた。いちいち考えないで済むというか…まあ、そのままの延長で試合に入ったという感じです」。緊迫の試合後はサバサバした表情だったが、それにしても大した男だ。復帰戦が大ピンチの場面でもお構いなし。「いつも通りいいところに投げられた」とどこ吹く風だった。
吉田は昨年3月にトミー・ジョン手術を受け、リハビリを開始。今年2月の宮崎キャンプ紅白戦で実戦復帰したが、模索もした。3月の阪神とのオープン戦の試合前には同じ手術経験者の阪神・藤川監督と対面。「リハビリのアドバイスをもらいに行った。自分のその時の状態と重なる方の話を参考にしたかったから」と明かした。
そんな“火の玉守護神”の教えも体にしみ込ませ、2軍では8試合で8イニング1失点(自責0)の結果で1軍昇格し、即結果…。岸田監督から「こんな場面になるとは思っていなかったけど…あそこに投げきれる度胸がある」と絶賛されたが、まだまだ気概を見せていく。
◆57年ぶり本拠地10連勝 オリックスが本拠地京セラで10連勝を飾り、同球場での最長記録を伸ばした。オリックスが本拠地球場で10連勝したのは、前身阪急時代69年の西宮での10連勝以来57年ぶり。なお最長は、同じく阪急時代68年西宮での14連勝。
