【藤田平氏26年シーズン順位予想】阪神連覇は確実 投打の主力が円熟期 連覇へ最大の障壁は中日か
プロ野球は27日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。2リーグ制導入後では球団初の連覇を目指す阪神は、東京ドームで巨人と対戦する。2年目を迎えた藤川球児監督(45)が率いる虎に死角はあるのか。パ・リーグではソフトバンクの3連覇は可能なのか。デイリースポーツ評論家・藤田平氏(78)が26年シーズンの順位予想を行った。
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阪神の連覇は確実と言ってもいいだろう。投打の主力は円熟期を迎え、的確な補強で万全の戦力を整えた。さらに侍ジャパンの一員としてWBCに参加していた佐藤輝、森下らが不在の間に出番を得た中川、高寺といった若手がしっかりと育ち、底上げにも成功した。
正遊撃手については「確実性」を求めるのであれば、小幡や木浪という選択になるだろう。ディベイニーの打力も捨てがたいかもしれないが、内野はやはり守備から入っていくべきだ。新人の岡城は面白い存在だ。守備での身のこなしや足の運びにセンスを感じる。プロとして成長していくために必要な素養を備えており、今後が楽しみだ。
投手陣は村上、才木の2本柱を軸にルーカスらを加えた先発陣は充実の一言。石井の長期離脱は懸念だが、右の中継ぎも戦力は余るほどいる。調子のいい投手から起用していけばいいだろう。
連覇へ最大の障壁となりそうなのが中日だ。直近2年は巨人、阪神と球団創設90周年のチームが優勝しており、今年90周年を迎える中日が躍進してもおかしくはない。阪神にとっては昨年、唯一負け越した相手でもあり、注意が必要だろう。昨季負傷に苦しんだ福永の復帰はプラス材料。投手力はあるだけに得点力が上がれば。バンテリンドームの新テラス席も追い風になるかもしれない。
他球団には阪神を上回る上積みが見られず、1強5弱の展開になる可能性もある。阪神は岡田前監督の時代から勝ち方を知って成熟したチームとなった。死角は見当たらない。





