巨人のドラフト4位・皆川 不屈のG魂誕生の地・分福球場に縁を感じ、あやかる

 巨人のドラフト4位・皆川岳飛外野手(中大)が、出身地である群馬県・館林市の市役所を訪問した。同市の伝説の“球場”に縁を感じ、飛躍を誓った。

 地元には、かねて巨人にまつわる“逸話”があった。同市の分福球場は1936年9月に巨人がキャンプを張り猛練習を行った。これをきっかけにして巨人は、NPB初年度となった同年秋に初優勝を飾った。“不屈のG魂誕生の地”として伝説になり、今も地元で語り継がれている。

 地元はもちろん、中大は阿部監督の母校であり巨人との深い縁を感じた皆川。「伝統のある球団だと前々から分かっていました。ゆかりも縁もあるなと実感しました。館林市の子供たちの皆さんだったりとかに勇気を与えられるように頑張りたい」としみじみ語る。

 現在、分福球場のあった場所は跡地となって残っており、足を運び「エネルギーをもらいたいです」。未来の外野のレギュラー候補が、伝説の場所と歴史にあやかることを誓った。

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