日本ハム・伊藤「今も大事にしている」阪神移籍の伏見からの助言明かす 大谷のWBC参戦にも言及

 日本ハム・伊藤大海投手が25日、都内で行われた「最優秀バッテリー賞」の表彰式に、日本ハムから阪神へのトレード移籍が決まった伏見寅威捕手と出席した。伏見がチョイスしたおそろいの水色のネクタイで登場。「もともと2人で(取ろうと)約束していた賞だったのでうれしい」と同じ言葉で喜び、息の合ったところを見せた。

 今季挙げた14勝中10勝が伏見とのコンビ。ともに北海道出身で“道産子バッテリー”の受賞は同賞で初となった。不本意な投球をした際に自分を責め過ぎる傾向を注意されたことが印象に残っているという伊藤は「自分を責めすぎない。2人で、バッテリーでやっていくことなんだと話してもらったのを、今もすごく大事にしている」と感謝。来季はコンビ解消となるが「最後に2人で賞をとれたことに大きな意味があるのかなと思う。これを僕もすごく自信に思って、いろいろ学んだことを後輩たちに伝えていけたら」とうなずいた。

 また、ドジャース・大谷が来春のWBCへの参加を表明したことについて、前回大会の優勝メンバーである伊藤は「日本にとってはすごくいいこと。やっぱりどこのカテゴリーで活躍しても、日本のために戦う姿勢は大事というか、日本人選手として持ち続けておくべきところかなと僕は思うので。あれだけ活躍して疲労もある中で参加してもらえて、すごく日本の野球ファンの1人としてもうれしい」と歓迎。自身も「もちろん、選ばれるのであれば全力でいきたい」と意欲を示した。

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