オリックス・宗 背水の30歳シーズン 今季低迷、GG賞も2年連続逃す「もう一回、自分自身とちゃんと向き合わないと」

 来季で三十路を迎えるオリックス・宗佑磨内野手(29)が13日、背水の決意で“逆襲”を宣言した。

 「今はいい状態で振れるための体作りをしている。野球は打てないと試合に出られない。守備が良くても出れるけど、打ったほうがずっと出られる」。今季は打撃不振での2軍落ちも響き、98試合出場で打率・235、6本塁打、28打点と低迷。過去3度獲得してきたゴールデングラブ賞も2年連続で逃し、悔しい一年となったが、「(来年は)ガチ打てばいい。守備は2番です。やはり試合に出て活躍しないと面白くない」と目の色を変えている。

 プロ12年目を迎える来季は30歳で危機感もある。「辞めていく人もいるし、長くやれる世界じゃない。もう一回、自分自身とちゃんと向き合わないと」。今オフの自主トレは徒党を組むことなく、あえて孤高で臨む。

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