橿原が18年ぶり準決勝進出 夏の甲子園へ「気持ちで、みんなで。思い切っていきたい」
「高校野球奈良大会・準々決勝、橿原11-6橿原学院」(23日、さとやくスタジアム)
橿原が序盤から効果的に得点を重ね、2007年以来となる準決勝に進んだ。
初回、1死満塁の好機で山田翔天外野手(3年)の押し出し死球、山村侑汰内野手(2年)の右前適時打などで3点を先制。
1点返された直後の三回には宮下快晴外野手(2年)、長江宗一郎内野手(3年)にも適時打が飛び出すなど一挙5点の猛攻、橿原学院のエース・山本大夢投手(3年)を攻略した。
投げては背番号7の上将太郎投手(3年)が五回途中まで1失点と、しっかり試合をつくり、主導権を渡さなかった。
上は昨秋まで「1」を背負っていたが、春になり現在190センチと急激に伸びた身長と筋力のバランスを欠いて調子を落とした。そこから「ようやくかみ合うようになってきた」(甲斐正樹監督)ことで、信頼も回復。
この重要な局面にきて、伸びのある直球に加え「変化球もよく決まってくれた」と本人も手応えだ。
夏の甲子園は未経験。チームの中心となる主将の野田陸内野手(3年)は「個性派が多いので、まとめるというより、いかにみんなのやる気を出させるか」がカギと話す。上は「気持ちで、みんなで。思い切っていきたい」と残り2試合に目を向けた。




