「日本ハム１－７阪神」（５日、エスコンフィールド）

　交流戦負け越しとなった日本ハム・新庄剛志監督は第一声で「佐藤君、北海道とエスコンが大好きになったんじゃないかな」と語った。

　八回に２試合連発となる１６号確信弾を放った阪神・佐藤輝明内野手。エスコンがどよめく確信アーチに、新庄監督も一塁ベンチから拍手を送っていた。「甲子園だったらフェンスどれくらいでしょ。戻されたでしょ。来年はゾーン・輝を作ってあげて。ライトだけ」と新庄監督。甲子園は右翼から左翼へ吹く浜風がつよいため、右打者は苦戦する。阪神時代に経験しているからこそ「それくらい入らないからね。甲子園は。ゾーン・輝、７メートル前に」と言う。

　拍手を送ったことには「１００号でしょ。ここから彼の実力なら３００、４００。ゾーン・輝できたらね」と語っていた。抑え込まれたデュプランティエには「きょうのピッチャーはなかなか打てないですよ。すごいいいピッチャー」と振り返り、「初見では打てないでしょうね」と言う。

　先発の細野には「良くなかったね。修正してくれるでしょ」と語り、四球連発の立ち上がりに「乗って来れないですからね。打つ方も。初回からああいう形になると」と評していた。