巨人が今季初の完封負け FA甲斐の人的補償で移籍の元同僚にきりきり舞い 鷹継投にわずか1安打
「オープン戦、ソフトバンク5-0巨人」(13日、みずほペイペイドーム)
オープン戦とはいえ、打線が振るわなかった。巨人はFAで加入した甲斐の人的補償として、巨人からソフトバンクに移籍した伊藤との初対戦で、五回途中まで無得点と沈黙。ソフトバンクの継投の前に今年の対外試合で初の完封負けを喫した。
元同僚にきりきり舞いさせられた。岡本、丸、坂本ら主力を並べたが右腕のキレのある直球、多彩な変化球の前に苦しめられた。三回2死一、二塁の好機もヘルナンデスが凡退。結果的にスコアボードに0を9個並べ、わずか1安打に抑え込まれた。二岡ヘッド兼打撃チーフコーチは「今日は(打線が)元気なかったですね」と語った。
1番に新外国人・キャベッジを入れた新オーダーは、公式戦前に多くの打席に立たせ、経験させたいという阿部監督の親心。ただ今後のシーズンでの1番起用について指揮官は「(可能性は)低いな」と断言した。15日のドジャースとのプレシーズンゲーム(東京ド)から開幕を見据えたベストオーダーを組む。昨年の世界一チームを相手に打線の爆発を待つ。