巨人・阿部監督が3年目浅野に自らバットを持って外野ノック 浅野も「急に来た。何も知らないです」

 「巨人春季キャンプ」(4日、宮崎)

 巨人・阿部慎之助監督(45)が、全体練習終了後の特守で3年目の浅野翔吾外野手(20)へ、自らバットを持っての外野ノックを行った。

 浅野が「急に来ました。何も知らないですけど…」と驚いた特守での阿部監督の登場。10メートル以上の強風が吹き荒れ、協力な寒波による寒さの中で約40分間、前後に左右にと振られる場面もありながら、ノックを受け続けた。

 「チームで一番声を出して、前に出てやっていきたい」と宣言して臨んだ今キャンプの浅野に「全く目立ってないよね。あ、いたの?って感じ。自分で言ったのならもっとやれよって感じ」と評した阿部監督。「今日は『樫の木モック』(70年代のアニメ)になるまでやるよ」と宣言して浅野の特守に臨んでいた。

 監督からのノックを終えた浅野は「ありがたいこと。元気を出してやっていきたい」とし、飛躍を目指すここまでのキャンプは「疲れも悪いところもなく、良い感じでやっている。守備も打撃もスケールアップできたら」と話していた。

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