巨人の主力選手が２８日、宮崎市内で先乗りの合同自主トレを開始した。楽天から今季加入した田中将大投手（３６）も参加。ランニングやキャッチボールなどで汗を流し、戸郷翔征投手（２４）にアドバイスを送るなど選手との交流も深めていた。

　新天地での合同自主トレとなった田中将だが「昨日（宮崎に）到着して選手、スタッフの方々と全員で一緒に食事する機会があった。そういう会があったから今日はスムーズに入れました」と、前日の食事会でチームの空気になじめたことを明かした。

　アップの際には小学校時代のチームメートだった坂本と会話。「何か言葉は交わしましたけど。覚えていない」としたが、「ジャイアンツに入ったなという感じですね」と笑顔を見せた。

　キャッチボール後は戸郷と１０分程度の談笑。時折身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを送る場面も。「調整の仕方とか、あとは自分の経験上の話とかもした」と明かし、「いろんな価値観を持っている選手の、若いとか年取っているとか関係なしに、いろんな選手とそういう話ができれば良いと思う」と話していた。