「日本ハム５－９楽天」（２８日、エスコンフィールド）

　日本ハムは痛いミスが追い上げムードに水を差した。四回に３点をかえして、２点差まで迫った直後の五回だった。１死一塁からの三ゴロを石井が二塁に悪送球。一、三塁となり、辰己の二塁打などで３点を奪い返された。

　新庄剛志監督は「あれはキャッチボール程度。イージーに捕って、プロだったらしっかり投げてもらわないと」と注文。四回も一塁へのゴロが加藤豪のミットの下を抜ける右前打となり、そこから失点。「それがレギュラーを取れるか取れないかってところになってくる」と手厳しかった。

　打線は相手の４、５番に連続本塁打を浴びた直後の四回に４番・清宮、５番レイエスが２者連続本塁打で反撃。レイエスは八回にはチームトップの万波に並ぶ１６号も放った。「４番５番の勢いが止まらない、止まらない」と手応えを胸に終盤戦に臨む。