巨人・阿部監督 四球から勝ち越し点献上も「使ったのは僕なんで。いい経験にして成長してもらいたい」とかばう

 6回、先制ソロを放った岡本和(左)を帽子を取って迎える阿部監督(撮影・佐藤厚)
 7回途中、マウンドに向かう阿部監督
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 「ヤクルト3-1巨人」(12日、神宮球場)

 巨人は接戦を落とした。連勝が4で止まり、11日に浮上したばかりの首位の座から陥落した。

 先発の高橋は再三、走者を背負う投球ながらも粘りの投球で、6回、8安打を浴びながらもサンタナのソロによる最少失点で切り抜けた。阿部監督は「ちょっとのらりくらりでしたけど、なんとかゲームを作ってくれたので」と粘りを評価した。

 ブルペン勝負となった終盤の七回に2番手の左腕・井上が左対左で先頭の丸山を四球で歩かせた。この走者を進められ、最後はサンタナに決勝の右前適時打を浴びた。痛恨となった先頭への四球について、指揮官は「まあ、そんなもんですけど、使ったのは僕なんで。それをいい経験にして成長していってもらいたいなと思います」とかばった。

 それでも2カード連続の勝ち越しに、「いい1週間だったし、来週また切り替えて。変則になんのかな?一戦一戦大事にやっていきます」と次のDeNAとの2連戦を見据えていた。

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