中日が1分け挟んで怒濤の6連勝!六回に一挙4点のビッグイニングで逆転 メヒア6回2失点で2勝目&救援陣が盤石リレー

 6回、宇佐見の適時打で生還した中田を迎える立浪監督(中央)=撮影・立川洋一郎
 6回、生還しナインに迎えられる中田(撮影・山口登)
 先発し力投するメヒア(撮影・山口登)
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 「中日5-2阪神」(13日、バンテリンドーム)

 中日が逆転勝利で1分けを挟んで6連勝。20年10月11日・巨人戦から同17日・広島戦以来、4年ぶりとなる快進撃で貯金を「5」とした。

 初回に2点を先制されるもチームはまったく動じなかった。六回、先頭の田中がストレートの四球を選んで出塁すると、続く高橋周が右前打を放って無死一、三塁と好機を拡大した。

 ここで中田翔がインサイドのボールをしぶとく中前に落として1点差。さらに細川もつないで無死満塁と好機を拡大すると、代打・中島の押し出し死球で試合を振り出しに戻した。

 なおも無死満塁から宇佐見のタイムリーで勝ち越しに成功。1死後、代打・村松の押し出し四球で阪神を突き放した。八回には昨オフに阪神を戦力外となった山本にこの試合3安打目となる右前適時打が飛び出し、ダメを押した。

 お立ち台では「阪神と限らず、出た時にいい活躍をしようと準備してきた。それが結果につながってよかった」と山本。「準備した甲斐があったかと思います。初めてのタイムリーで気持ちよかったです。ヒーローインタビューが久しぶりなので」とはにかんだ。決勝適時打の宇佐見は「みなさんがつないでくれたチャンスだったので何とか1点取りたいと思ってやりました」と好投のメヒアをまたも援護だ。

 先発のメヒアは6回2失点と粘りの投球。宇佐見の決勝打で2勝目が転がり込んだ。七回を清水、八回を斎藤と完璧につないで九回をR・マルティネスが締めた。先発投手がしっかりとゲームを作り、打線が援護、頼れるリリーフ陣でゲームを締めていく理想的な展開。強さを証明するようなゲーム運びで大型連勝を飾った。

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