中日 スタメン復帰の中田翔が2打席連続タイムリー 一塁ベース上でガッツポーズ 勝てば2891日ぶりの首位

 3回、中田は右前に2点適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
 3回、中田は右前に2点適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA-中日」(9日、横浜スタジアム)

 2試合ぶりに「4番・一塁」でスタメン復帰した中田翔内野手が、先制打を放った。

 初回無死一、二塁から高橋周が送りバントを失敗し、嫌なムードが充満した直後。中田はジャクソンから右前に鮮やかに運ぶ、技ありの一打を放った。「打ったのはストレートだと思います。いいところに転がってくれました」。一塁ベース上では三塁ベンチに向けて両手を広げてガッツポーズをしてみせた。同点で迎えた三回2死二、三塁の第2打席でも左手一本で厳しいコースのボールを払い、右前に落とした。

 価値ある勝ち越しの2点タイムリー。中田は一塁塁上で満面の笑みを浮かべた。序盤で3打点の大暴れ。存在感の大きさを示した形だ。

 中田は7日の広島戦を欠場し、6日の同戦で六回裏の守備から途中交代していた。それでも大事な首位攻防戦の初戦で元気にスタメン復帰し、快音を響かせた主砲。勝てばチームとして2016年5月10日以来、2891日ぶりとなる単独首位に立つ。

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