「ズルズルズルと行かないように明日止めたい」泥沼4連敗のヤクルト・高津監督 今季初スタメン青木2安打も実らず

 ベンチで困った表情を見せる高津監督(撮影・吉澤敬太)
 5回、左前打を放つ青木(撮影・吉澤敬太)
 7回、ピンチで村上(右)を一ゴロに打ち取った島本(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト3-4阪神」(6日、神宮球場)

 ヤクルトが逆転負けを喫して4連敗。投打がかみ合わず、試合後の高津監督は言葉を絞り出した。

 今季初めてベテラン・青木をスタメンで起用するなど起爆剤を放ち、2安打と快音で応えたが、あと一歩届かなかった。先発・吉村は完璧なイニングと打ち込まれるイニングがはっきりとしており、今季1敗目。高津監督も「球自体は非常に去年に比べていいしね。スタミナも少しずつついてきたとは思うけれども、ほとんどまっすぐを打たれてるのでもっと勉強するところはあるかなと思いますね」と振り返った。

 また主砲・村上がこの日もノーアーチに沈み、自己ワーストとなる32打席で本塁打が出ていない状況が続いている。高津監督は「ホームラン出る出ないは、本人しかわからないでしょうし、ちょっとバッティングの技術のことなんでよくわからないですけども」とし、「どうなんですかね。それだけでチームが勝つわけじゃないので、いい出塁だったり、ヒットであったり、守備も含めてね。一生懸命やっている結果、まだホームランになってないっていうところだと思います」と話した。

 これでチームは2カード連続負け越しの4連敗。「ズルズルいっちゃいけないってズルズルいってますね。もう是非、ズルズルズルと行かないように明日止めたい」と懸命に前を向いた。

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